世界の見本市の活用

欧米では、一般見本市や専門見本市会場で、年間あるいは季間の取引のほとんどを成約し取引します。 日本では意思決定がボトムアップ方式であり、担当者に権限が与えられていないため、見本市や展示会は商品の下見にすぎません。

欧米では意思の決定方法がトップダウン方式であり、担当のセールスマンやバイヤーに一定の権限が与えられていますので、その権限の範囲のなかで意思決定がその場で行われて商談が成立します。 世界各国では年間5,000以上の見本市や展示会が開催されていますが、それらを活用して貿易取引を行うことは、日本の見本市や展示会で行われている取引以上に即効果があります。

ジェトロでは、海外事務所で精選した有力な見本市や展示会約3,000件を「世界の見本市」に収録し、それらの見本市を国別、業種別、および参加状況等について詳細に紹介しています。有力な見本市は空きスペースがないため、出品することもむずかしい場合があります。

しかし、出品しなくてもそれらの見本市に出張し、価格、デザイン、技術水準、品質機能、取引条件など、その年の傾向や情報を収集し、貿易戦略の参考に資することは重要です。