人口と所得水準からみた市場性

商品の市場性を決定する要因は、相手国の市場規模や総合的経済力を表す所得水準や人口などのよってある程度の判断ができます。

とくに所得の高い1万ドル以上の所得水準のある諸国では、特殊事情ない限りすべての商品に市場性がありますが、とくに独創性豊かな商品、性能のよい製品、希少価値のある商品などの高価格商品には優れた市場性があります。 一方、所得水準の低い2,500ドル以下の諸国では、高級品に対する購買力が乏しいので、生活必需品を中心に、主に低価格商品を対象とした市場として貿易戦略のターゲットをしぼることになるでしょう。

次にこの中間の5,000ドル前後の所得水準にある諸国では、所得水準に応じ、中級品を中心とした市場として貿易戦略のターゲットをしぼることができます。 人間の欲望には際限がありませんので、良い商品であればあるほど需要は高いわけですが、所得には限界がありますので、一般的に相手国の所得水準と人口によって商品の数量と価格が決まるといえるでしょう。